"美術と映画"の記事一覧

映画『イル・ポスティーノ』

たぶん一生の記憶に残る、美しいイタリア映画🇮🇹を観ました。 時は1950年代、イタリア・ナポリ沖の小さな島に、高名な詩人パブロ・ネルーダ(1904-1973:チリ🇨🇱の国民的な詩人・政治家)が祖国を追われて亡命してきます。村の青年マリオはネルーダに届く手紙を運ぶ郵便配達人となり、彼との交流によって“言葉”の持つ魅力を知り、人として…
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映画『VIVA MAESTRO!〜指揮者ドゥダメルの挑戦』

南米ベネズエラ🇻🇪出身で、同国を代表する音楽教育プログラム“エル・システマ”で成長し、現在は世界各地で活躍している指揮者グスターボ・ドゥダメルのドキュメンタリーです。 2017年、ベネズエラの反政府デモに参加した18歳の音楽家が殺害された事件を受け、ドゥダメルは現政権への訴えをNYタイムス紙に展開、大統領府と対立したことで、国立ユ…
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国立西洋美術館

ロダンの彫刻が迎えてくれます。しっぱい💦…タイトルも画家の名前も忘れてしまった…💦ドビュッシーの歌曲「3つのビリティスの歌」の世界。水辺でニンフたちと踊っているのは反獣神のサテュロス…ピエール・ルイスの詩、そのもの。 絵画は音楽。ジャン・フランソワ=ミレー【春〜ダフネスとクロエ】ダンテ・ガブリエル・ロセッティ【愛の杯】〜妹は詩人のクリ…
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特別展 『鳥』

(鳥の剥製写真、満載です。苦手な方は閲覧注意です⚠️)「一生分の鳥が見られる!?サンクチュアリへようこそ!!」 …そのフレーズにひっかかりました。 生態系において重要な位置を占める鳥類。鳥は、地球環境とライフスタイルに合わせて劇的な進化を遂げて今の姿になっています。この展覧会では、鳥の起源、進化の過程が紹介され、多数の貴重な…
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映画『ボレロ〜永遠の旋律』

作曲家モーリス・ラヴェル(1875-1937 フランス🇫🇷)の不朽の名作“ボレロ”、スネアドラムに導かれ、わずか2種類のメロディーが楽器を替えて繰り返される約17分間、曲全体を貫くひとつのクレッシェンドの末に壮大なフィナーレを迎える…という斬新でシンプルな曲です。 この映画は、ラヴェルがこの曲を書き上げるまでの苦悩を描きつつ、彼自…
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GALLERY ESSE

守分さんの作品は、今日のような晴れた夏空によく似合う😊 キレイな色たちに元気をもらいました✨ お隣の展示室は守分さんを含めて4人の作家さんたちが集う作品展を開催中。作品の個性がはっきりくっきりと分かれていて、いろんな国のお料理を味わえたような感覚です🌸 アートに触れると心が軽くなるんです。脳内の風通しが良くなるっていうのかな、やっ…
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守分美佳さんの展覧会

札幌市中央区北9西3のギャラリーエッセにて【Retrouvailles trente ans】は7/30から8/4まで、【守分美佳展】は7/2〜8/3までです! 今回も期待しています😊
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映画『新渡戸の夢』

【武士道】の著者として知られている新渡戸稲造(1862-1933)は、札幌農学校教授時代の32歳の時に、妻メリーとともに、なんらかの事情があって学校で通えなかった人々のための学校「遠友夜学校」を開校しました。 授業料無料、男女共学年齢制限なしという、当時としては画期的な学校で、富や名誉より人格形成を重んじた教育が行われていたそうで…
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映画『関心領域』

第二次世界大戦中、アウシュビッツ強制収容所の隣に住んでいた収容所長ルドルフ・ヘスの家族の日常生活。 高い塀の内側で暮らす、ヘス夫妻と子供5人。プールや温室まである広い庭で、花を育て犬を可愛がり、パーティーを楽しむ彼らですが、塀の向こう側からは昼夜問わず“音”が聞こえ、空には黒煙が上がり…たぶん匂いもするはずです。 2時間程、じっ…
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映画『オッペンハイマー』〜(5/8 追記しました)

【原爆の父】と呼ばれたアメリカ合衆国の理論物理学者ロバート・オッペンハイマー。 この映画は、彼が、第二次世界大戦中に『マンハッタン計画』を主導し、原子爆弾開発の指導者的役割を果たし成功に導いたことと、戦後は公職を追放されたという事実を掘り下げて描かれています。 3時間超の大作を鑑賞し“まったく感動はしなかったものの、深く考えさせ…
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