映画『ノー・アザー・ランド』故郷は他にない(2024年 ノルウェー・パレスチナ)

IMG_6850.jpegイスラエル軍による破壊と占領が続くヨルダン川西岸のパレスチナ人居住区〈マサーフェル・ヤッタ〉…そこで生まれ育った青年バゼルと、イスラエル人ジャーナリスト、ユーバールが、悲惨な現状を世界に訴えようとして、スマートフォンなどのカメラで撮った映像で構成されています。

目の前で家や学校を壊され、井戸を封鎖され、故郷を追放される人々…私の耳に、銃声や叫び声、子供を守ろうとして必死の抵抗をする母親の声や、ブルドーザーが建物を次々と破壊していく音などが、はっきりと記憶されてしまいました。

これが21世紀の“今”の現実、地中海に面した〈ガザ〉で行われている破壊と虐殺は、相当に大規模な最悪の状況になっていると伝わってきます。
IMG_6852.jpeg
今、私は『中学生から知りたいパレスチナのこと』という本を読んでいますが、現在ガザで、パレスチナで起きている問題は、歴史的に考えると、ヨーロッパにその起源があるそうです。

監督は、バゼルとユーバールを含むパレスチナとイスラエルの若い映像作家兼活動家の4人。
危険を冒し、立場を越えて手を取り合う若者たちを世界中が称え、本作品は多くの国際的な映画祭で最高位を受賞しています。

この記事へのコメント