映画『オッペンハイマー』〜(5/8 追記しました)

IMG_3687.jpeg【原爆の父】と呼ばれたアメリカ合衆国の理論物理学者ロバート・オッペンハイマー。

この映画は、彼が、第二次世界大戦中に『マンハッタン計画』を主導し、原子爆弾開発の指導者的役割を果たし成功に導いたことと、戦後は公職を追放されたという事実を掘り下げて描かれています。

3時間超の大作を鑑賞し“まったく感動はしなかったものの、深く考えさせられた”というこの経験を、私なりにレビューとしてお伝えしたいのですが…まだ、言葉がまとまりません。

(数日内にこのあと続けて書きますので、また見てください。)

〜5/8です。続き、書きます。

う〜ん、なんて書こうかな、あまり気が進まない…

当時のアメリカ合衆国は、なんとしてもソ連より先に原爆を手に入れたがっていて、共産主義を目の敵にしていました。その時代の空気を背景に、出世のために名を挙げたい学者たちの野望と嫉妬が渦巻き、オッペンハイマー自身の女性関係のトラブルまで登場し、人間の嫌な部分のオンパレードでした。

日本では、この映画が【原爆の父】の実話に基づくストーリーなのに、原爆被害をしっかり描いていないことを問題視している方も多いようです。

私の印象では「核兵器の恐ろしさ」や「平和の尊さ」を訴える作品ではなく、「世界をリードして核兵器を開発した関係者たちの素晴らしいチャレンジ、そしてそれにまつわる裏話」…ってところでしょうか。

軍産複合体国家のアメリカは、この頃から全然変わっていなくて、それが今のパレスチナ問題につながっていると思うと後味が悪くてたまりません。

事実上イスラエルの支配下にあるガザ地区では、毎日イスラエルの凄まじい攻撃が続き、多くの人々が悲惨な状況にあると聞きます。
アメリカからヨーロッパへ、大学生から高校生へ、イスラエルの蛮行に抗議活動を行う若い世代の輪が急速に拡がっているようです。

みなさん、どう思いますか?

私は無関心ではいられないんです。
いつだってこのblogでは、楽しいこと嬉しいこと、キレイなものしか発信したくないのですが、このところの世界の(日本の)動きをみていると、強い言葉で怒りを叫びたくなること、しばしばです。

この記事へのコメント