国宝・法隆寺展

用明天皇の皇子として生まれ、優れた政治家としてこの国を治めた聖徳太子…太子は仏教信仰に篤く、自らも、後の世の信仰の対象となり、多くの人々の敬愛を集め心の拠り所となっている、日本の歴史上とても重要な人物です。
その太子が建立した法隆寺。
国宝・重要文化財に指定されている建造物は55棟、同じく仏像に至っては約300体‼️
現存する木造建築物では世界最古、日本で一番最初に世界遺産に登録されました。
凛として厳しく、他の展示物を圧倒するオーラを放っていました。私の後ろにいたヤングカップルの男子が「お〜聖徳太子、やべぇ…」とつぶやいていましたが、それはいいのか悪いのか😅今時は「やべぇ」がどっちなのかわかりません(笑)
左は「菩薩半跏思惟像(7世紀飛鳥時代の作…国宝)」。柔らかな身体の線と口元の微笑みが美しく、いつまでもそばにいたくなるような慈愛に満ちた菩薩さまでした。この方がいらした展示室は、あたたかく明るく、幸せな雰囲気が漂っていて、一瞬、芥川龍之介『蜘蛛の糸』の極楽の描写を思い出しました。
“和をもって尊しとなす”…聖徳太子が制定した「十七条の憲法」冒頭の文です。心に刻みたい美しい言葉だと思います。
ラストに、これからおやすみになる方に(^^)
おやすみなさい💤😴
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