エジプト展、行きました！

今日7/22はカルチャーナイト、ということで市内ではいろんなイベントがやっていたようです。近代美術館も21:00まで開館延長(^^)と知り…行ってまいりました。

オランダ国立ライデン古代博物館所蔵“古代エジプト展”👍

ライデン？…初めて聞く博物館ですが、ここはエジプト美術を展示しているだけでなく、積極的に現地での発掘・保存活動にかかわり、CTスキャンによるミイラの研究なども行っているそうです。

なんといっても展示物が圧倒的に古すぎて💦今がいつなのか、わからなくなってしまいそう😅

ミイラ棺が立ち並ぶ展示室はなかなかの迫力でした。まるでオペラ『アイーダ』に出てくるようなメイク&ファッションのひとたちが、紀元前の眼で私たちを凝視しているんですから、フシギな感覚にとらわれますね。

永遠の命と、死後の世界での平安、そして再生…美しく繊細な展示物から、古代のエジプト人たちの祈りが伝わってきます。

それは、数千年という長い月日を経て、私たちの目の前に姿を現しているのに、そこに生きた人々の息遣いや体温の温かさが感じられるほどに、生き生きと迫ってくるものを秘めていました。

すぐれた芸術作品ってこうなんだな。

時を超え、国や民族や宗教とか、そんな垣根も乗り越えて、人間って素晴らしいなと思わせてくれる。

小学校高学年の時に「ツタンカーメンの謎」(？)だったかな。そのような本にはまり📙、それ以来一生に一度は本物のピラミッドを見たいと願い続けています。