愛の小部屋〜加藤昌則「落葉」
奥のあずまやの辺りをご注目ください😊昨日の雪と落葉のコントラストがいい感じです✨
落 葉 山村暮鳥
山路を歩いていくと
今落ちたばかりの
黄色い朴(ほお)の葉が五六枚
支那沓(しなぐつ)のように反りかえつて
道に散乱していた
ああ この艶やかな色の目覚しさ
まるで誰か貴い人達が
沓(くつ)をぬぎ捨てて
素足で去った
夢のシインのあとのやうな静かさ
先月、「全国ファミリー音楽コンクールinよっかいち」の動画で作曲家の加藤昌則さんのお姿を拝見して、いきなりこの曲を思い出しました。
そういえば私、20年近く前に加藤さんと共演させていただいたことがあり、その時に譜面を頂戴していたのです。
古いファイルのなかから、まるで落葉のように色褪せた手書きの譜面を見つけたときのうれしさといったら…❗️
ピアニストの浅井智子さんに弾いていただいて歌ってみたら、その旋律は、少しも色褪せず鮮やかに私の心を満たしてくれました。
長い前奏と後奏に、晩秋の山路を物思いにふけりながら歩くひとのようすが描かれているようです。
歌のクライマックスは深くセンシュアル、まるで上質な恋愛小説みたいな曲です。
浅井さんが「どんどん歌われるべき曲だと思う」って言ってました。
私もそう思う✨
11/28のリサイタル「愛の小部屋」で歌います。
きっとお客さまにも気に入っていただけると思います。
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